院長インタビュー

兵庫県宝塚市に2022年にオープンした宝塚あさひクリニック。院長は神戸の歯科医院で10年間、一般歯科、インプラントや矯正治療などの審美治療、外科的治療など歯科医師としての技術を研鑽されてきた経験豊富なドクターです。
そんな奥野院長に、歯科医師としての思いや治療のこだわりなどのお話をお聞きしました。

interview 01なぜ医師になろうと思ったのですか？

子どもの頃から手先が器用で、細かな作業が得意な子どもだったんです。自分が好きで、得意なことを活かした仕事、また人の役に立てるようなやりがいを感じられる仕事を、と考えたときに、医師という職業は自分に合っているのではないかと思い、医師を目指すようになりました。

interview 02先生が歯科治療において大切にしていることは？

治療をする上で大切にしているのは、再治療になりにくい口腔内環境をつくることです。治療を行えば治るのは当然のことで、大事なのは同じ問題を繰り返さないことだと考えています。そのために、まずは様々な機器を使って歯を多方面から検査し、歯のお悩みの根本的な原因となっているものを調べます。単に「歯が痛い」といっても、その原因は一つではありません。ときには歯並びが原因で歯が痛くなるケースもあるため、しっかりと検査を行うようにしています。

interview 03先生が患者様と接する上で気を付けていることを教えてください

患者様に納得していただける治療プランが提供できるように、カウンセリングの時間はたっぷりと取るようにしています。治療については保険治療だけでなく、自費治療も含めてどんな解決策があるか、それぞれのメリット・デメリットをお伝えして、患者様にとって最適な治療方法を一緒に見つけていくことを大切にしています。

interview 04勤務医時代はどんなことを学ばれましたか？

大学卒業後に、神戸の松田歯科医院で10年ほど勤務医として働いていました。ドクターも10人以上いる大きなクリニックで、一般歯科はもちろん、インプラントや矯正治療などの審美治療、一般の歯科医院ではあまりされないサイナスリフトといった外科的な治療にも携わり、歯科医師としてのさまざまなな技術を身につけることができたと思います。院長が大切にしていたのは、患者様の話にしっかりと耳を傾け、細かな検査をしていくことでした。その心構えは今も大切にしており、当院でも患者様の歯のQOL（クオリティ・オブ・ライフ）向上に力を入れています。

interview 05先生の治療に対するこだわりを教えてください

拡大鏡やマイクロスコープを常に使い、より精密な治療を行うこと、より美しく仕上げることにはこだわっています。どうしても肉眼での確認だと、小さな感染物質を見落としてしまったり、歯石の取り残しがでてきてしまうことがあります。その点、拡大鏡やマイクロスコープは見える倍率を拡大すればするほど、大きく鮮明に見えるようになり、より正確な治療をすることが可能です。また、詰め物や被せ物なども細かな調整ができるため、仕上がりがより美しくなるのはもちろん、歯を削る部分が最小限に抑えられる、というメリットもあります。そういった点で、健康な歯をできるだけ多く保存する方法を模索し、患者様にご提案することにも注力しています。

interview 06先生にとってやりがいと感じられるのはどのような時ですか？

やはり患者様の歯の状態が良くなり、「ありがとうございました」と感謝の言葉をいただく時に「やってよかった」と感じることが多いですね。虫歯がなくなる、歯並びがよくなる、噛み合わせが改善されるなど、歯の治療はよくなっていることが目に見えて分かるものです。患者様の笑顔を見ると私もとても嬉しくなり、本当にこの仕事でよかったと感じます。

interview 07患者様へのメッセージをお願いします

当院ではカウンセリングを重視して、患者様としっかりとコミュニケーションを取ることを大切にしています。「こんなことで相談していいの？」というような些細なお悩みや、他院で治療してもなかなか改善されなかったお悩みなども、さまざまな機器を使用してしっかりと検査を行い、原因究明のお力になります。また、当院では常に拡大鏡やマイクロスコープを用いて精密な治療を行っています。審美治療に関しては見た目をキレイにするのはもちろんのこと、その歯を長く使っていくためにどうすればいいかを考えることが大切です。同時に再治療になりにくい口腔環境を整えていくことも重要だと考え、患者様が抱える歯のお悩みを一緒に解決していけたらと思っております。スタッフ一同、一丸となってサポートしていきますので、歯について何か気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。